お久しぶりです。findmanです。
ドラクエ12の発表のせいで、何も手につかない日々を過ごしているんだけど、ブログは今週も投稿していきたいと思う。
それで、ドラクエ12ではUnreal Engine5が使われるっていうニュースも出ていて、「ゲームエンジンってなんだよ?」って思った人も多いハズ。ということで今回は、
の2点について解説していこうと思う。
今回の要約
最初にこの記事でどんなことを語るのかまとめていく。
- ゲームエンジンとは、共通して用いられる主要な処理を代行し効率化するソフトウェアである。
- 会社ごとのゲーム開発を効率化するソフトウェアがもと
- DOOMがきっかけでゲームエンジンを作る事自体を目的とした企業が現れる。
- ゲームエンジンが普及、インディーズの手助けや、フライトシュミレーターなどの社会的貢献を果たす。
ゲームエンジンって何?
まずそもそも、ゲームエンジンって何だよっていう話からしていく。
ゲームエンジンとは?
共通して用いられる主要な処理を代行し効率化するソフトウェア。
この説明をわかり易く解説する。
例えば、最近のPCや据え置き機向けのゲームでは、3Dを使ったキャラクターやフィールドが広がっているものが多いよね。そのゲーム1つ1つで、キャラの基本的な動作とか開発環境をそのゲーム専用に作っていれば、時間と費用が馬鹿にならないんだ。
そこで出てくるのが「ゲームエンジン」だ。これはいわば動画編集ソフトとか、画像編集ソフトみたいなもので、ゲーム開発を効率的に行うための様々なツールがまとめられたものなんだ。
こいつを使うことで、いちいちそのゲームに合った開発環境を整える必要がなくなるんだ。
また、ゲームエンジンは様々なハードで動かせるように設計されてるものが多く、ゲーム会社としてはできるだけ多くのハードで発売すれば売上が上がるのは必然だから、そういった面でも使われることが多い。
だから、最近では殆どのゲームで既存のゲームエンジンが使われているんだ。
次はそんなゲームエンジンの歴史を見ていこう。
ゲームエンジンの始まり
ゲームエンジンの始まりは、ゲーム黎明期である1,980年から始まる。
この頃のゲームでは、ハードの性能が低く、ゲーム内容も単純だったので、開発が比較的楽だった。そのため、それぞれの会社が社内で簡単な開発を楽にするソフトとしてゲームエンジンを使用していたんだ。
そんな中、現在のようなゲーム制作者向けへゲームエンジンを公開するという流れが生まれたのは1990年頃から。
この頃には3Dグラフィックが発達して、海外ではFPSという一人称のシューティングゲームのジャンルが流行りだしたんだ。
そして、その流行りを生んだ伝説的なゲームが下の画像の「DOOM」だ。
そして、このDOOMのようなFPSゲームを簡単に作ることができる、「DOOMエンジン」というものが公開されたんだ。このエンジンの公開によってFPSゲームが大きく発達して、様々なゲームが生まれることとなったんだ。
ゲームエンジン自体を開発する
さて、このDOOMエンジンの広がり方に目をつけたのは、「id software」や「Epic Games」だ。この2社はゲームエンジンを制作して社外に公開し、ライセンス契約を結ぶという新しいビジネスを展開していった。
そうして、ゲームを作るための補助として開発されてきたゲームエンジンが、この頃にはゲームエンジンのみを開発するような形へと変わっていった。
そうして生まれたのが、Epic Gamesの有名なゲームエンジンである「unreal engine」なんだ。
ゲームエンジンの普及
こうして「unreal engine」のようなライセンス契約方式のゲームエンジンが生まれてきたんだけど、これが普及していったのは2,000年台序盤から。
この頃まで各メーカーは黎明期から変わらずそれぞれでゲームエンジンを制作していたんだけど、流石にPS2やGCといったかなり高性能なハードが出てくると、予算的にも時間的にもきつくなってきた。
よって、Epicのような他社がエンジン開発を目的として制作したゲームエンジンを、ライセンス契約をして使用するっていう事案が増えたんだ。
そうしたエンジンの需要の伸びにより、様々なゲームエンジンがライセンス契約を巡って、開発されることとなったんだ。
現在のゲームエンジン
現在ではゲームエンジンを使うのがかなり多くなり、ソフトメーカーの自社開発のエンジンがわざわざ作られるというのは少なくなった。とはいえ、作りたいゲームの雰囲気を出すために、1からエンジンを作るっていうところも大作とかならあり得る。
また、一時期大量にあったゲームエンジンは、その熾烈な戦いの末、2大巨頭である「Unreal Engine」と「Unity」を中心に精鋭たちが生き残っている。
Unityは、初心者でもかんたんにゲームが作れるようになっており、個人がエンジンを利用しゲームを作るいわば「インディーゲーム」も多く生まれている。
更に、ゲームエンジンの技術はフライトシュミレーターや医療シュミレーターといったゲーム外のものにまで広がっており、これからの社会に必要不可欠なものへと昇華している。
最後に
さて。今回はサクッとゲームエンジンの歴史を解説した。今の時代のゲームを支えているゲームエンジンについて、大まかに知ることができたので、個人的にも大満足。
プライベートが忙しすぎるのとApexが楽しすぎるせいでかなり疲れながらブログを書いた。なので、ひどいまちがえとかあるかも・、、、
もしあったらコメントもしくはTwitterのDMまで伝えてくれると助かる。
あと、少し前からはてなスターをサイトの重さなどの関係で消したんだけど、実ははてなスターがかなり俺のモチベにつながっていたんだなとわかった。
なので今回の記事から復活させます。もし押してくだされば、findmanは喜びます。てことで。じゃ。
参考、引用、画像借用元
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3